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皇神(すめがみ)の 天降(あも)りましける 日向(ひむか)なる 楫取魚彦(かとり なひこ)

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皆様こんにちは
蓬田でございます!

今日も「愛国の和歌」を、皆様とご一緒に鑑賞してまいりたいと思います!

今日の和歌はこちらです。

皇神(すめがみ)の 天降(あも)りましける 日向(ひむか)なる
高千穂(たかちほ)の嶽(たけ)や まづ霞(かす)むらむ

楫取魚彦(かとり なひこ)

作者の魚彦(なひこ)は、下総の国香取郡佐原の生まれ。

江戸時代中期の国学者・歌人で、画家でもありました。

本姓は伊能氏で、遠縁に測量を行った伊能忠敬がおります。

賀茂真淵に師事。

家督を息子に譲って、明和二年(1765年)、江戸に居を移し、真淵宅の隣に住みました。

師の真淵が亡くなってのちは、弟子である魚彦に就いて学ぶ者が増え、その数200人以上。

各地の大名も教えを乞いました。

歌は、日向の国(今の宮崎県)にある高千穂の山を詠ったものです。

高千穂は、天上界から天孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が降り立った「天孫降臨」の地です。

「ひむか」は、日向の昔の呼び方です。

この歌は魚彦五十四歳の作。

「春の始めの歌」と題されています。

天孫降臨の地、高千穂の嶽を遙かに思いやって詠んだ歌です。

雄大な景色の中に、神聖な気持ちが込められているのを感じます!

今日の和歌が、皆様の心に感じるところがありましたら幸いです!




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