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【愛国の歌】天の原ふりさけ見れば 倭姫(やまとひめ)皇后御歌

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皆様こんにちは
蓬田でございます!

今日も愛国の歌を皆様とご一緒に鑑賞してまいりたいと思います!

今日の歌はこちらです。

天の原ふりさけ見れば
おほきみの 御壽(みいのち)は長く 天(あま)足らしたり

倭姫(やまとひめ)皇后御歌

万葉集巻二挽歌の部に収められています。

「御歌(みうた)」とは、皇后や皇太子などがお詠みになった歌のことです。

作者の倭姫(やまとひめ)は天智天皇の皇后。

天智天皇がご病気の時、詠まれました。

意味は

大空を遠く仰いでみますと
長久の命の瑞兆が満ち満ちております

こう詠まれ、天智天皇のご回復を願われました。

「天(あめ)たらす」とは、満ち満ちていることです。

今日の歌が、皆様の心に感じるところがありましたら幸いです!




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