皆様こんにちは
蓬田でございます!
今日も、愛国の歌を皆様とご一緒に鑑賞してまいりましょう!
今日の歌はこちらです
天(あめ)の下(した) すでに覆ひて 降る雪の
光を見れば たふとくもあるか
紀清人(きのきよひと)
万葉集に収められている歌です。
作者の紀清人(きのきよひと)は、元正天皇と聖武天皇に仕えた奈良時代の貴族であり、優れた学者でもありました。
歌の意味は
地上一面に早くも既に真っ白く覆って降りしきる雪
この雪の光を見るとなんと神々しいことであるか
地上一面、宮殿も山も見渡す限り雪が降り積もっています。
地上を覆った雪が発する光の神々しさは、わたくしたちも共感できます。
一面に降りそそいだ雪の光に神々しさを感じられること、そうした感性をわたくしたちが持っていることに、尊さのようなものを感じます。
今日の歌が、皆様の心に感じるところがありましたら幸いです!