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【愛国の歌】わが君は 千代に八千代に よみ人しらず

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皆様こんにちは
蓬田でございます!

今日も皆様とご一緒に、愛国の歌を鑑賞してまいりましょう!

今日の歌はこちらでございます。

わが君は 千代に八千代に 
さゞれ石の 巌となりて 苔のむすまで

よみ人しらず

ご存知のとおり、日本の国歌「君が代」のオリジナルです。

古今集の「賀の歌」の冒頭に載っています。

「さざれ石」というのは、小石のことです。

「君が代」は、平成十一年にようやく国家として法制化されました。

歌われ始めたのは明治十三年からで、明治二十六年からは正式に儀式に使用され、昭和五年には、国歌として定着したようです。

昭和に入ってからも、「君が代」を国歌として法制化しなかった理由は、当たり前のことをわざわざ法律としなくてもいいという意識だったのかもしれませんし、天皇陛下が詠まれているお歌を、一般の法律にするのは畏れ多く、違和感があったかもしれないとも想像します。

この歌を「賀の歌」の冒頭に置いたのは、古今集撰者のひとり紀貫之であったようです。

「よみ人知らず」となっていますが、貫之は誰の歌か知っていたものの、何らかの事情で作者の名は伏せたのだと推測します。

個人的に、子どもの頃は、国歌「君が代」は旋律が雅楽調で「変な歌だな~」と思っていましたが、おとなになってからは、趣のある日本らしい、世界中どこで演奏しても素晴らしい国歌だと感じております。

今日の歌が、皆様の心に感じるところがありましたら幸いです!




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