皆様こんにちは
蓬田でございます!
今日も「愛国の歌」を、皆様とご一緒に鑑賞してまいりましょう!
今日の「愛国の歌」はこちらです。
初春(はつはる)の 初日(はつひ)かがよふ 神國(かみくに)の
神(かみ)のみかげをあふげ諸(もろもろ)
荒木田久老(あらきだひさおゆ)
久老は、伊勢外宮の祠官(しかん)。
賀茂真淵の門に遊び、国学や和歌などを学びました。
特に、万葉集を研究しました。
文化元年(1804年)に亡くなりました。享年五十九。
歌の意味は
元旦の初日は赤々と光輝き、神がしろしめす国、日本
天照大神(あまてらすおおみかみ)の威光を、等しく仰ぎ奉れ この国の四方の人々よ
言葉の意味を、みておきましょう。
「初春の初日」は、元旦の初日。
「かがよふ」は、赤々と光輝くこと。
「神国」は、神様がお治めになる日本のこと。
「諸」は、諸々の国人。
新春のめでたさ、華やかとともに、厳かさも感じます。
背筋が伸びる歌です。
元旦に詠じたい歌ですね!
きょうの一首が、皆様の心に感じるところがありましたら幸いです!