皆様こんにちは 蓬田でございます。
今回は、愛国の歌5回目です。
きょうは、公卿、三條實美の歌をご紹介します。
皆様の気持ちに感じるところがあれば幸いです。
大君(おほきみ)は いかにいますと
仰(あふ)ぎみれば 高天(たかま)の野(はら)ぞ 霞(かすみ)こめたる
三條實美(さんでうさねとみ)
この歌は、實美が勅勘同様の身の上で長州へ赴いたときの作です。
大君はいかにいますと、仰ぎ奉れば、天はうらうらと春霞がたなびいている。
その様子を見ると、皇室の将来は必ずやご安泰、天の助けは無限である。
荘厳と同時に、忠臣の至誠が天地の間に満ちているのを感じます。
いかがでしたでしょうか。
私たちの国日本が、本来の姿を取り戻すことを祈念してやみません。
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