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【愛国の和歌】西(にし)の海(うみ) よせ来(く)る浪(なみ)も こころせよ 中臣祐春(なかとみすけはる)

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皆様こんにちは
蓬田でございます!

今日も愛国の和歌を、皆様とご一緒に鑑賞してまいりましょう!

今日の和歌はこちらです。

西(にし)の海(うみ) よせ来(く)る浪(なみ)も こころせよ 
神(かみ)のまもれる 大和(やまと)島根(しまね)ぞ

中臣祐春(なかとみすけはる)

作者の中富祐春は、鎌倉時代の神職。春日若宮神社の神主でした。

寛元三年(1245年)生まれ。元亨四年(1324年)、八十歳で亡くなりました。

二条為氏(にじょうためうじ)に和歌を学んだ歌人でもあります。

師の為氏の歌風は、平明さが特色のひとつです。

作者の祐春は、勅撰和歌集の「後撰和歌集」や「玉葉和歌集」に収められています。

今回の和歌ですが、祐春は蒙古襲来を耳にし、この歌を詠みました。

歌の意味は

西の海に寄せくる波は気をつけるがよいぞ
神明の加護し給う日本国である

「大和島根」は日本のことです。

祐春はこう詠って、「蒙古どもよ、攻めて来て、後悔するなよ」と、たしなめたのです。

実際、蒙古軍は神風に砕け散ってしまいました。

わたくしは、こういう気の持ち方の歌が大好きです!

戦後の教育やマスコミの影響で、「神が守る」とか聞くと、反射的に「精神論」とか「無意味」とかされてしまいがちです。

確かに、根拠にもとづかない強がりはいけません。

しかし、日本は本来、神々と自然と人間とが、ときには一体となり、日本という国に誇りを持って、ことにあたってきたのだと思います。

こうした気持ちは、わたしたちも忘れてはいけないのではないでしょうか!?

今日の和歌が、皆様の心に感じるところがありましたら幸いです。




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