皆様こんにちは
蓬田でございます!
きょうも「愛国の歌」を皆様と一緒に鑑賞したいと思います。
きょうは「愛国の歌」8回目です。
吾(わ)が胸の 燃ゆるおもひに くらぶれば
煙(けぶり)はうすし 櫻島山(さくらじまやま)
平野國臣(ひらのくにおみ)
國臣は福岡藩士。
この歌は文久元年、國臣が鹿児島に赴き、自らの著書「尊攘英断録」などを、島津久光に奉ろうとしたときの述懐です。
鹿児島にたどり着いた國臣は、大目付によって、旅館に監禁同様の目にあわされました。
愛国の秘策を胸中に秘めながら、自由を奪われた身の上。
硫煙立ち上る桜島を眺めて、この歌を詠みました。
「燃ゆるおもひ」、いいですね。
わたくしもこうした気構えで、日々過ごしてまいりたいです。
皆様にとりまして、この和歌が感じるところありましたら幸いです
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