皆様こんにちは
蓬田でございます。
今日も愛国の歌をご紹介したいと思います。
皆様の気持ちに触れるところがあれば幸いです。
ふるばかり 亜米利加船(アメリカふね)の 寄(よ)せば寄(よ)せ
三笠(みかさ)の山(やま)の 神(かみ)いますなり
岩倉具視(ともみ)
岩倉公は、公卿の生まれですが、幕末、志士らとともに維新を成し遂げ、その後、明治の元勲となりました。
歌の冒頭「ふるばかり」は、雨が激しく降る様子。
アメリカの艦船が、雨が激しく降るように寄せくるならば来てみよ。何を恐れることがあるものか!
歌の前半の意味はこうなりますね。
そして、後半です。
なぜなら、わが国には雨を防ぐ「笠」の名を持つ三笠山の神がおるのだから!
アメリカ艦隊を「雨」と表現し、それを防ぐのが三笠山の「笠」。
言葉遊びする余裕がカッコいいです。
遊べる余裕があるのも、神様がいてくれるから。
自分の国を誇る気持ちが偲ばれる歌です。
神々がいてくださるから、何も恐れることはない!
これは精神論とは違うと思います。
国を愛する気持ちから湧き起こる、自然の感情だと思います。
この気構えは、物事を成し遂げるにあたって大変に大事だと考えます。
皆様はいかがお考えになりましたでしょうか。
私たちの国が、本来の姿を取り戻すことを願ってやみません。
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