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習近平の反腐敗キャンペーンは政敵追い落とし

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皆様こんにちは
蓬田でございます!

今日も中国についての話題を、皆様とご一緒に考えて参りたいと思います。

今日の話題は、習近平が進めてきた腐敗キャンペーンについてです。

習近平は2012年(平成二十四年)、総書記に就任しました。

就任すると、政治家、軍人、官僚などを対象とした腐敗問題を取り上げます。

習近平が反腐敗キャンペーンを進めた背景を、日本のマスコミや中国問題解説者は次のように述べることが多いです。

汚職の蔓延の深刻化で、国民の不満が高まっている。このまま放置すると、共産党が国民の支持を失う危機感があった。

確かにそういう一面はあったでしょう。

しかし本質は、政敵を倒し自分の政治権力を盤石にする狙いがメインだったとわたくしは考えます。

キャンペーンのスローガンは「虎もハエも叩く」。

取り締まりの対象は、大物も小物も関係ないという意味です。(実際のターゲットは大物政敵)

2012年12月 四川省共産党委員会副書記 李春城(周永康の側近)
2014年6月 中国共産党中央政治局委員、党中央軍事委員会副主席 徐才厚(じょ・さいこう)
2014年7月 中央政治局常務委員(序列9位) 周永康(しゅう・えいこう)
2016年5月 中国共産党中央委員 令計劃(れい・けいかく)

これらの大物をはじめ、政府の局長級幹部や共産党員らを次々と摘発していきました。

その数、2017年時点で130万人以上。現在はさらにその数が増えているはずです。

いい悪いは別にして、権力を持っている人に金品をあげることで、人間関係を築きながら、昇進したり、事業を回していくのは中国の文化です。

給料以外に金品をもらうことを賄賂というのならば、賄賂を受け取っていない人は中国にはいないと言ってもいいのではないでしょうか?

日本でも、お中元やお歳暮を、企業の取締役や部長とかの個人宛に送る習慣があります。

中国における賄賂とは、平たくいえば大体そんな感じだとわたくしは認識しております。

中国における賄賂の歴史は古いです。

清朝でも、科挙を合格し地方へ赴任する若い役人は、給料はほとんどなかったようです。

生活費などは取り巻きの商人が援助していたと思います。いわゆる賄賂です。

習近平の反腐敗キャンペーンを考えるとき、「国民の不満が高まるから」という、日本の常識的な考えでは、情勢を見誤ってしまうと思います。

まとめ

●中国における賄賂は、良い悪いは別にして歴史的な文化

●習近平は政敵を倒すため反腐敗キャンペーンを展開してきた

●中国共産党の指導層はこの100年間、常に権力闘争を繰り広げている

今日の記事が、皆様の中国の認識にとりまして参考になるところがありましたら幸いです!




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