こんにちは 蓬田(よもぎた)でございます。
きょうは、「愛国の歌」の2回目でございます。
柿本人麻呂の歌をご紹介します。
皆様の気持ちに触れるところがあれば幸いです!
大君(おほきみ)は 神にしませば
雨雲の 雷(いかづち)の上に 廬(いほり)せるかも
柿本人麻呂
この歌は万葉集に採られています。
柿本人麻呂は、持統天皇、文武天皇に仕えました。
持統天皇が大和国雷岳にお出ましのとき、人麻呂が詠んだ歌であります。
現御神(あきつみかみ)であられる大君。
雨雲に雷電鳴り響くという雷岳にお出ましになられ、あまつさえその上に、廬(いほり=行在所)をお作りになられる。
という意味でございます。
わたくしは、天皇を神と思うことは、自然なことだと感じています。
戦後の間違った教育で、キリスト教の神のようなと言いますか、独裁的な絶対神として教えられてきた面があったと思います。
そうではなくて、父親や先祖のような親しみと、神聖な畏敬の念とがミックスされた、日本人ならではの尊い感情だと思っております。
皆様、いかが感じられたでしょうか?
皆様の気持ちに、少しでも触れるところがあれば幸いです!
わたくしたちの日本が、かつての幸せを取り戻すことを願ってやみません。