鶯谷駅北口前、ラブホテルに囲まれて建っている。
平成二十三年(2011)4月3日参拝。
桜が満開だった。
創建の由来は、鎌倉幕府御家人、河野通有という人物にある。
伊予の国の武将である河野通有は、弘安の役に出陣、武勲を挙げた。
出陣に際して、地元の大山祇神社で戦勝祈願をした。
戦役後、「武蔵国豊島郡に大山祇命の分霊を勧請せよ」という霊夢を見る。
そこで上野山に大山祇命を祭神とする神社を創建した。
その後、江戸時代・慶安三年(1650)、幕府の命により鶯谷(当時の金杉村)へ移転した。
それから60年後、さらに幕府は浅草への移転を命じ、神社は浅草へと移った。
金杉村の氏子たちは改めて分霊を勧請することとし、創建されたのが現在の元三島神社となる。
もともとこの地には熊野神社があった。
熊野神社と合祀するかたちで元三島神社ができた。






