皆様こんにちは
蓬田でございます!
今日も中国の話題をお伝えして参ります。
先日もお伝えした中国南部の大雨についてです。
中国南部では、6月上旬から大雨が続いております。
この豪雨によって、すでに24の省と自治区で、852万人が被害を受けているといいます。
洪水、山崩れだけでなく、決壊したダムもあるようです。
そうなりますと、現実の心配となってきたのが三峡ダムの決壊です。
長江中流域の湖北省にある巨大ダムの三峡ダム。
中国の国家プロジェクトとして、華々しく2009年に完成しました。
しかし、水圧によってダムは変形しております。
中国官制メディアである中国国営中央テレビは、ダムの水位が上昇し、147メートルに上昇したと報道したようです。
三峡ダムの運営者、三峡集団が発表しているダムの警戒水位をすでに超えてる模様です。
もし三峡ダムが決壊すれば、その下流域にある上海などの大都市を含む広大なエリアが被害を被ります。
約5億人が被害を受けるともいわれています。
こうなった場合、日本が受ける影響は図りしれないと考えるべきです。
どのような影響を受けるか?
コロナウィルスの被害がどのように日本に広がってきたかを振り返れば分かると思います。
想像もつかない状況になる恐れがあります。
それに、中国当局はダム決壊の原因は日本のせいだとも言いかねません。
コロナウィルスの発生原因はアメリカだとして、アメリカに責任をなすりつけようとしたのは、皆さんまだ覚えていると思います。
では、わたくしたちは、どうしたらいいのか?
まず、上に述べたような想定は起こり得るものとして、ひとりひとりが精神的に備えることだと思います。
さらに、わたくしたち日本人にとっては予想もつかない主張をする大国、中国が隣にあることを、忘れてはならないと思います。