皆様こんにちは
蓬田でございます!
今日も中国についての話題をお伝えして参ります!
今日は、北京でコロナウィルス感染が再び拡大しているというお話です
中国では、コロナウィルス感染は収束したことになっております。
中国当局がそう発表しました。
でも、世界中で誰も信じておりません。
収束宣言以降も、中国各地でコロナ感染が起きているという情報が伝えられました。
そんな中、6月11日、北京当局は市内での感染例を発表しました。
中国当局は6月14日、北京の感染者は合計で51人になったと発表。
集団感染が発生したエリアでは「戦時状態」が宣言されました。
51人の感染者発生で「戦時状態」というのは、常識で考えて変です。
北京当局の発表によれば、発生源は市内の食品卸売市場。
卸売市場の理事長は「サーモンを切ったまな板からウィルスが検出された」と話し、サーモンが今回の感染の発生源だとしました。
今回に限ったことではありませんが、中国の当局が発表する数字は、調査に基づいた現実の数字ではなくて、政治的な数字です。
今回のサーモンが発生源というコメントにしても、それが事実かどうかを検証することはできません。
コメント自体が政治的な発言です。
中国当局や官制メディアが発表する情報に接するときは、数字もコメントも、事実ではなく、政治的な意味を帯びていることを念頭に置く必要があります。
皆様の中国に対する見方にとって、ご参考になりましたら幸いです!