こんにちは 蓬田でございます。
今回は、東アジア情勢についてです。
アメリカ第7艦隊の駆逐艦マッキャンベルが5月13日、台湾海峡を通過しました。
アメリカ海軍の駆逐艦は4月にも2回、台湾海峡を通過しています。
台湾海峡を通過した背景には、5月20日に行われる蔡英文総統の2度目の就任式を控えて、中国の挑発行動を抑えるためだとみられています。
数日前のブログでもお伝えしましたように、台湾総統の就任式には、アメリカのポンペイオ国務長官の出席も噂されています。
今回の新型コロナウィルスの問題を発端に、東アジアの枠組みは大きく変わると思います。
アメリカは中国と、さらに距離を取るようになると同時に、台湾との関係を一層、密にするでしょう。
国際政治が大きく動き出しているとき、日本政府と日本の国民の意識はどのくらい変化しているのか、とても心配です。
東アジアの状勢を、今後数十年を規定するような大きなうねりが起こっていることを、私たちはしっかりと受け止めないといけないと思います。