即位の礼 おかしすぎ!?台湾を招待しないの


令和元年10月22日、即位の礼が皇居で行われました。当日は、朝から雨が結構降っていて、せっかくの即位の礼なのに天候に恵まれず、ちょっと残念な気持ちになったものです。

本来ならば屋外に並ぶはずの礼の進行に携わる人たちも、人数を減らして屋内に並びました。

そして午前10時の礼の開始を待ちました。ところが、不思議なことが起こったのです。礼の時間が近づくにつれて、雨も収まりはじめ、天皇陛下が宣名を告げられるとき、雨は完全に止んで、明るい太陽の光が差してきました。天皇陛下のご先祖、天照大神のご加護かと思うほどの現象に感動したと同時に、天皇陛下をいただく日本国民として、何といいますか、幸福感と誇りを感じました。

即位の礼には、190以上の国家・地域・団体の元首らが招かれました。参加した人たちも、天皇陛下と皇室が持つ伝統と、にわかに晴れ上がった現象に、感慨を深くしたのではないでしょうか。

国民もテレビやネットを通じてその様子を見ることができ、天皇陛下と皇室の素晴らしさを改めて感じることができました。

台湾のことを改めて考えよう
しかしながら、この即位の礼に日本にとって大切な国が招かれていませんでした。台湾です。190以上もの国家などを招待していながら、日本にとって大事な国である台湾を招待しないとはどういうことなのでしょう。礼の当日は、このことは分かりませんでしたが、後日、知ったときは悲しくなりましたね。

平成の 美智子皇后 お夏痩せ

これは、日本の統治時代に育った、いわゆる日本語世代の台湾人が作った俳句です。この世代の人たちは子どもの頃に習った日本語を、台湾語と同様に話す方も多くいます。天皇陛下や皇室に対しても、日本人と同様に親しみと尊敬の念を持っています。

(ちなみに台湾では、現在、中国大陸で標準的な中国語となっている“北京語”は、学校や役所など公的な場所で使われ、普段の生活では台湾語を使うことが多いです。地域による違いはありますが、基本的にはふたつの言葉を、話すシチュエーションや話す相手によって使い分けています)

日本語世代の多くは、日本の統治時代を懐かしみ、日本や日本人に親しみを感じてくれています。その下の世代、今の若い世代も親日的です。

日本からも台湾を旅行する人たちはたくさんいて、近年は若い人たちにも人気の旅行先です。

さらに、日本の国防にとっても台湾は重要です。中国は台湾に対して常に工作をしかけており、もし台湾が中国に事実上占領されるようなことがあると、日本、そして日本と同盟関係にあるアメリカにとって重大な脅威となります。台湾は、日本にとって、国防上でも重要な戦略的なパートーナーなのです。

(ちなみに、香港市民が大規模なデモを行っているのは、中国が香港住民の人権や自由を奪おうとしていることに反対するためです。台湾国民は香港が“中国化”したら、中国は次に自分たち台湾を攻めてくると分かっていますから、香港のデモの動向に重大な関心を持っています。個人的な感想ですけれど、日本の大手メディアが香港の実情について断片的にしか伝えないのは意図的だと感じています)

これほど大切な国を即位の礼に招待しないとは!? 今回の即位の礼の件だけでなく、日台関係と日本の台湾への対応について、台湾との絆を深めるとともに、日本の国防のためにも、国民全体で考えてみることが必要ではないのでしょうか。

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