寒庭枯草落霜積
風過幽聲惹愁寂
歳盡荒原無翠色
萬物静守待新生
YOMO
令和六年師走
読み
寒庭枯草 落霜(ラクソウ)積モリ
風過ギ幽聲(ユウセイ) 愁寂(シウジヤク)ヲ惹ク
歳(トシ)盡(ツ)キ 荒原(カウゲン)翠色(スイシヤク)無シ
萬物静守(セイシユ)シ 新生ヲ待ツ
意味
寒々とした庭には枯草が広がり
霜が降り積もる
風が吹き過ぎると、微かな音が響きわたり
寂しさともの悲しさを誘う
一年が終わり、荒れ果てた庭には
緑を見ることはできない
すべてのものはじっとして
再生を待っている