国立西洋美術館の版画展示エリアで開催されていた「西洋版画を視る」。
副題は「エングレーヴィング ビュランから生まれる精緻な世界」。
エングレーヴィングという版画技法に焦点を当てた企画展。
ウィキペディアによれば、エングレーヴィングとは以下のような技法だ。
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版画の凹版技法のひとつで、ビュランという先端にダイアモンド用の固い刃のついたノミのような器具を使い、銅版に線を彫る。そして、その溝にインクを埋め、それを刷って作品にする版画技術。鮮明な線が特徴とされる。エッチングより成立は早い。ただ単に金属やガラスを削ること、あるいはそれによる彫金作品を意味することもある。ビュラン彫り。
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木版ともエッチングとも違う趣の作品ができあがる。