皆様こんにちは
蓬田(よもぎた)でございます!
今日も皆様とご一緒に、台湾について考えてまいりたいと思います思います。
わたくしは、普段は新聞をまったく読まないのですが、たまたま李登輝総統が亡くなった記事を朝日新聞で読みました。
一面の準トップの扱いでした。
李登輝総統の記事を大きく取り上げてくれたのは、大変に嬉しいことでした。
その一方で、読む前から分かっていたことでしたが、戦前・戦中の台湾のことを「日本の植民地」と表現しています。
わたくし、この表現に大きな違和感を覚えました。
日本は終戦までの明治・大正・昭和のお約50年間、台湾を「日本として」統治していました。
日本は台湾に公共インフラを整備し、日本人だけじゃなく、台湾人が行く学校作り、台湾人がより安全に暮らせるよう治安を維持してきました。
台湾人と日本人で待遇などに違いはあったでしょう。
内地と外地とでは、制度なども違いがあったでしょう。
でもこれは差別ではなくて、実情にあった区別と捉えたほうが適切だと思うのです。
イギリス、ドイツ、フランス、スペインなどが海外で獲得した領土で行った統治とは、まったく違っています。
彼らは獲得した領土の人たちに高度な学校教育を施したりしませんでした。
亡くなられた李登輝総統は「僕は22歳まで日
本人だった」とよく言っていました。
「僕は喉元まで日本人」という意味のことも言っています。
今は新聞を購読する人が少なくなりましたが、ネットで記事を見る人は多いでしょう。
わたくしは、今回の朝日新聞の記事を見た若い人たちが、日本は台湾を植民地として搾取してきたと理解したとしたら、大変残念に思います。
そうした歴史に反した内容を伝えるのは、日本にとっても、台湾にとっても失礼な話ではないでしょうか?!
まとめ
●台湾は植民地ではなく日本でした
●台湾を「植民地」と表現するのは、日本のみならず台湾にとっても失礼ではないでしょうか?!
●歴史を正しく伝えていくことは、国民の務めだと思います
●歴史を正しく認識することで、日台関係がさらに発展していくのではないでしょうか