
君のため
世のため何か
惜しからむ
捨ててかひある
命なりせば
宗良親王(むねよししんのう)は後醍醐天皇の皇子であらせられる。
正平七年(1352)、征東大将軍となり、武蔵の小手指原(こてさしばら)に戦う。
国木田独歩は「武蔵野」の冒頭に小手指原を書いた。
皇子は小手指の戦いで、部下の将兵たちを励まして、この歌をお詠みになった。
井伊谷宮(いいのやぐう、静岡県引佐郡引佐町)は、宗良親王を祀る。
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