石碑
小さな石碑が住宅街の四つ角に置かれている。
細い道だけれど、クルマのとおりが激しい。結構、危険なところだ。
石碑が置かれている敷地は、きれいに整備されている。
三つ並んでいる石碑の真ん中は猿田彦、左は青面金剛、右は神様の名前が分からない。
左端に祠がある。小さいけれど、端正な石碑が祀られている。
これらの石碑は近所から集められたのだと思うが、後ろの住民がここの土地を提供したのだろうだか。
神社の境内では、石碑が集まっているのをよく目にする。
ときどき、ここのように、神社やお寺がない場所で、道路沿いに石碑が祭られているが、どういう経緯で実現されているのだろう。
Sは、まちの中にお祀りされている石碑が好きである。
ここに住んできた人たちの歴史を感じることができるし、地域の歴史を未来につないでいこうとする気持ちが感じられるから。