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専門家に気軽にタダで頼む意識ってどうなの??

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回覧板で回ってくる地域の情報紙、福祉関連のものだったが、そこに「ボランティア看護士募集」の記事があった。募集していたのは、社会福祉協議会というところだ。
看護師という専門職をボランティアで活用しようという、その意識に違和感を感じた。
どういう募集なのか、詳細は分からないから、以下に書くのは一般論。

看護師になるには、学校、現場における相当の勉強・実習が必要となろう。
看護師になったあとも、最新医学の勉強、個々の患者への対応を通じて、医学・医療についての膨大な知識と経験、知見を持っていると思う。

そんな専門職を、タダで使おうとは。
お金を払って、専門職として敬意を持って遇してあげてよ。

似た話がある。
音大の声楽科を出て、オペラ歌手として活躍している女性歌手が近所にいる。

歌手としての活動だけでなく、合唱団を組織して、地域の人たちに、童謡、唱歌、ポップス、歌謡曲などを教えている。

あるとき、地域の懇親会的な会合でいっしょになった。懇親会が始まったら、会合の幹事さんが女性歌手のところに来て「余興で歌ってほしい」とお願いした。タダで。

女性歌手は波風の立たない言い方だが、露骨に不満を幹事に言った。
おれはその女性歌手のすぐ近くの席だったので、やり取りは全部見て聞いていた。

女性歌手は人格者ですから、幹事の依頼に立派に応えたけど、彼女の気持ち・言い分、俺なりにわかるよ。
例えば、八代亜紀には同じような頼み方はしないだろうにね。

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