東京のアーツ千代田3331で開催。
これは、クロアチアに実在する「別れ」がテーマの博物館「Museum of Broken Relationships」の世界巡回展。
同博物館は、愛する人と何らかの関係が終わった時、その時間を思い出すようなアイテムとそれにまつわるストーリーを一般から募り展示している。
展示されているのは、恋人同士だけではなく、肉親や仲間などとの別れにまつわる思い出の品物とストーリー。
“別れの経験を共有する”という博物館のコンセプトにたくさんの人が共感。
国を超えて広がっていき、これまでに世界29か国・45都市で巡回展示され、累計来場者数は30万人を越えている。
アジアではフィリピン、シンガポール、韓国、台湾ですでに開催され、日本では今回が初開催。
写真は会場エントランス。
会場空間は現代アートの展覧会のように、白い壁面、いわゆる“ホワイトキューブ”で構成。
展示されている、別れにまつわる品物は美術作品ではないが、まるで美術作品のような雰囲気で置かれている。