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CHINESE TANG DYNASTY POET DUFU
2023/11/24 -CHINA, LITERATURE
詩人杜甫 712年に生まれる。玄宗皇帝即位の年であった。 唐の東の都、洛陽のすぐ東、キョウというまちで誕生した。 父親はあちこちの地方官を務め、最後は陝西の奉天県の知事となり引退した。 杜甫の家は代々 …
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POEM AWARDS in JAPAN
2023/10/07 -LITERATURE
詩の賞 新人賞 ・H氏賞 ・中原中也賞 中堅対象 ・歴程賞 出版社 ・思潮社 ・青土社 ・土曜美術社出版販売
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ぼくは、日本の近代文学を学んでいる。
2023/09/30 -LITERATURE
ぼくは日本近代文学を勉強している学生だ。 この前、大学の授業で文学史を学んで、日本近代文学においては、リアリズムが重要な役割を果たしていることを知った。 明治時代期、日本の文学者たちは、フランス人作家 …
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純文学とは何か? どういう小説が純文学なのか?(一)
2023/09/30 -LITERATURE
令和五年9月30日 純文学とは何でありましょう? 文豪が書いた小説をいうのでしょうか? 純文学ということについて、ごく初歩的な、幼稚ながらも、いまの私の精一杯の考えを少しだけ述べてみます。 ・純粋な芸 …
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夏目漱石漢詩 無題九月二十二日 YOMO超訳
2023/09/14 -LITERATURE, YOMO-POEM
人は言う 暮らしていくのは、なかなか難しいと 貧乏のなかにこそ 道の心が横たわっているのを 知っているか けさ髪が白くなっているのに気付いた その驚きといったら 夢からはっと目覚めたときのようだ 昔の …
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李白 望盧山瀑布 YOMO超訳
2023/09/13 -LITERATURE, YOMO-POEM
遥か遠く香炉の峰 その山肌に 雄大な川が垂直に流れている 煌めく朝日が峰を照らし 舞い上がる水しぶきは 紫色にけぶる 滝の高さは三千尺 天の川から流れ落ちている
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夏目漱石漢詩 題自画 YOMO超訳
2023/09/13 -LITERATURE, YOMO-SUPER TRANSLATION
僕は漢詩が好きである 読むのも好きだが 詠むのはさらに好きで いささか得意でもある 晩冬の昼下がり 僕のはいつものように 唐詩を読んでいた ふと読むのをやめ 欄干にもたれかかった 真昼の …
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夏目漱石漢詩 無題九月十六日 YOMO超訳
2023/09/12 -LITERATURE, YOMO-POEM
空に浮かぶ白い雲を心に思い描く ぼくの気持ちはようやく落ち着きを取り戻す 虚ろな影を思うとき 君との気持ちが重なる 密やかな水音のそば 花が静かに開き始める 空から落ちてくる絹の雨は 寂しさの窓に降り …
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あらざらむ 和泉式部 YOMO超訳
2023/09/12 -LITERATURE, YOMO-POEM
あらざらむ この世のほかの 思ひでに 今ひとたびの 逢うこともがな 和泉式部 まもなく消えてしまう ほんの少し残されたわたしの命 振り返れば楽しいこと辛いこと たくさんの想い出 あなたと …
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夏目漱石漢詩 無題九月十三日 YOMO超訳
2023/09/11 -LITERATURE, YOMO-POEM
(令和五年(2023)九月十一日) 呉の賢王子 延陵の季子 たとえ相手が亡くなろうとも 交わした約束 違わず果たす わたしは不意に季子の故事が思い浮かんだ わたしが季子のような振る舞いをするのは間違い …
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【小説創作】書きたいシーンをまず初めに書く
2023/09/11 -LITERATURE
令和五年9月11日 小説執筆の進み具合は如何ですか。 もし思うように進んでいないのなら、もしかしたら、小説の始めから書こうとしていませんか。 ストーリーを作ろうとしていませんか。 小説創作初心者がスト …
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彼の文学作品の読み方
2023/09/09 -LITERATURE
外国文学、日本文学、古い作品、近代の小説、いまの小説。 彼の読む文学の幅は広い。 昔の作品も読む。外国文学では、ロシアのツルゲーネフあたりまでだが、日本文学では源氏物語や伊勢物語も読書範囲だ。 そうし …
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限りなく透明に近いブルー 村上龍
2023/09/08 -LITERATURE
令和五年9月8日 リュウは米軍基地に近いアパートに住んでいた。 ドラッグ、乱交、酒、音楽。 アパートでは若い男女が昼も夜も入り乱れ、これらのことが彼らの日常のすべてであった。 リュウにはリリーという恋 …
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川端康成「伊豆の踊子」について
2023/09/07 -LITERATURE
令和五年9月7日 伊豆、天城を越えてきた高等学校の学生、私は、茶屋で偶然に踊子一行に会う。 私は踊子に惹かれ、踊子も学生に好意を寄せる。 しかし、ふたりは結ばれることはない。 作者川端も、ふたりを結ば …
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Pine Tree at Imperial Villa 離宮の松 三島由紀夫
2023/09/06 -LITERATURE
令和五年9月6日 短編集「真夏の死」所収 銀座の鰻屋で、子守として働く十六歳の美代。 彼女が子守をしているのは、女将が中年になって生んだ子、睦男だ。 美代はいつも睦男を背におぶっている。 店の近くにあ …
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クロスワード・パズル 三島由紀夫
2023/09/06 -LITERATURE
令和五年(2023)9月6日筆 短編集真夏の死所収 敗戦後間もなくのころ、若者は熱海のホテルでボーイとして働いている。 ホテルは占領軍の接収が終わったばかりである。 若者はハンサムで美男子だ。 ある日 …
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我が国は文学大国一首
2023/08/31 -LITERATURE, YOMO-WAKA
連綿と 書かれ続ける 言の葉よ 尽きぬしずくを すくう楽しさ 令和五年8月31日詠
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小説にメッセージは要らない
2023/08/31 -LITERATURE
小説の進み具合はいかがでしょうか。 ある人が、物語の「テーマ」と「メッセージ」について、なかなか良いことを言っていたので、お知らせしようと思いました。 物語とは人生を表現するためのもので、メッセージを …
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日本は文学大国一首
2023/08/30 -LITERATURE, YOMO-WAKA
令和五年8月30日詠 古代より 万葉源氏 ラノベまで 豊かな精神 文学大国
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リアリズム文学とは
2023/08/26 -LITERATURE, YOMO-PROSE
わたしはふと、リアリズム文学とはどういうものなのか、どんなふうに説明されているのか知りたくなって、スマホで検索してみた。 検索順位の3番目くらいにあった、ある論文にこんなことが書いてあった。 ・リアリ …