2026/8/31

中国は台湾侵攻の意思を捨てることはない。

わたしはその理由を以下のように考察している。

中国は長い歴史のなかで、王朝の交代を繰り返してきた。

新しい王朝は前王朝を力で倒した。あるいは前王朝から禅譲された。

新王朝が王朝たる所以のもっとも重要な要件は「正統性」である。

新王朝は、自分たちは旧王朝から正統性を引き継いで新たな王朝となったのだ、ということを天下に知らしめなければならない。

ところが、いまの中国共産党政権には正統性がない。

清王朝を倒して新たな政権をとったのは中華民国である。

中共政権は蒋介石の中華民国と戦い、中華民国は中国大陸から逃れ台湾に亡命政権を建てた。

中華民国はいまでも台湾で存在している。

中共政権は中華民国から政権(王朝)の正統性を引き継いでいないのだ。

中国史において正統性を持つ政権は台湾の中華民国である。

中共政権が台湾に対して「統一」を主張しているのは、台湾(中華民国)と統一あるいは打倒しないかぎり、中共政権の正統性がないからである。

きょうはここまでにするが、また日を改めて考察したい。