
台湾の最大野党は中国国民党だ。党首(主席と呼ぶ)は、鄭麗文(てい れいぶん )である。
2025年11月に就任した。
2026年4月、台湾の最大野党トップとしては約10年ぶりに中国を訪問し、北京で習近平国家主席と会談した。
中国側と「台湾独立反対」の立場で一致し、対中融和路線を強めている。
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彼女の経歴は少々変わっている。まず両親だが、父親は中国・雲南省出身の国民党軍人。母親は台湾生まれの台湾人だ。中国人と台湾人のハーフだ。
大学時代に民主化を求める学生運動「野百合運動」に参加した。当然のように台湾独立を主張して民進党に入党した。かなり強い台湾独立への志向を持っていたようである。
民進党では青年部副主任まで務めた。しかし、立法委員選挙で公認候補となれなかった、また党幹部からのセクハラ事件などを理由に離党したといわれている。2002年に離党した。
その後、どのような理由かは不明だが、2005年に国民党に移った。以降、中国共産党政権との融和を掲げている。
日本統治時代は屈辱時代であるといい、強い反日態度を持つ。今回の訪中では南京を訪問し、強い口調で反日演説を行ったという。
国民党主席選挙では「すべての台湾人が誇りと自信を持って『私は中国人だ』と言えるようにしたい」と訴えた。中国人と台湾人は意識も違うし、文化も違う。これまで歩んできた歴史も大きく違うのに、この訴えは無理があろう。もっとも中国共産党向けパフォーマンスの面は大いにあるだろう。
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