2012年

胡錦涛政権のとき、ナンバー3の実力者だった。

2026年5月、北京の研究所を視察したという情報が出た。軍の車が警護していたらしい。

群衆に手を振るなど、オープンな行動を見せていたという。

なぜいま温家宝が公に姿を現したのか。

中国では引退指導者の政治的露出は極めて制限されている。

しかも今回は軍の関与が濃厚な気配だ。

いまは習近平の一強体制である。このタイミングで姿を見せたことは様々な憶測を呼ぶ。

温家宝は穏健・調整型の政治家だった。

経済成長、社会の安定、一党独裁の枠組みは壊さない限りにおいて、政治改革も志向した。

こうした政治志向を持つ人物が姿を見せたのである。