2026年4月23日考察
古墳全域の長軸長さは364メートルある。
墳丘の長さは210メートル。
前方部も後円部も3段築成となっている。


墳頂には下の写真のような長持形石棺が納められていたと考えられる。江戸時代に石棺の記録がある。当時すでに盗掘にあっていた。
長持型石棺は近畿地方の古墳に多い。
関東地方ではここと伊勢崎のお富士山古墳で確認されている。
関東地方ではごく限られらた石棺である。
ヤマト王権とのつながりが深い支配者がこの地を統治していたのではないか。
しかも古墳の規模、石棺が長持型であることなどから、ヤマトの王に準じる強力な統治主体であったと考える。
恐らく東国における最大級の「準王」ではなかったか。
写真は、お富士山古墳出土棺の複製。国立歴史民俗博物館展示。
天神山古墳にも同様の石棺が安置されていた。

出土品は、水鳥形埴輪、円筒埴輪、家形埴輪、器財形埴輪がある。
土師器数種も出ている。
出土品は太田市立新田荘歴史資料館(太田市世良田町)や群馬県立歴史博物館で展示されている。

