令和五年9月23日撮影
群馬県館林市の東武鉄道佐野線渡瀬駅~田島駅間にある。
廃車車両の解体を行う。
もとは北館林荷扱所(にあつかいしょ)という貨物駅(現在は廃駅)であった。
1972年、カルピス工場の製品を輸送するための駅として誕生した。
その後、正田卯平商店、東武運輸、両毛丸善の4社の専用線を増設したが、1986年に両毛丸善以外の3社の専用線が廃止され、2003年に両毛丸善の輸送も終了し、貨物駅としての役目を終えた。
杉戸にあった解体工場がここに移転し、現在に至っている。
撮影当日は、車両2両が留置され、解体を待っていた。



解体車輛ヲ見テ感有リ
館林城ノ北 田園広ガル處
緑ノ山々 眼前ニ連ナル
鉄路デノ役目終エシ客車一輌
屋外ニ留置サレ 静カニ解体ヲ待ツ